どこにでも他人を批判したり非難したり、他人の欠点を見つけて、それを指摘したがる人がいます。
それに批判や非難をされると感情的になり言い返してしまいます。
残念ながら批判する人が多いので批判は少しずつ繁殖していきます。
批判とは劣等感の現れです。
他人を批判するとは、自分の下に位置づけ、それにより優越感を得ようとする態度です。
それは無意識のうちに、自分は劣っていると感じていることを意味します。
そして、批判的な人がいると批判したくなるということは、自分の中にも劣等感があるということなのです。
他人を批判しても、虚しさが残ります。
自分は他人を批判しない。
批判する人に対しては、何も語らなくていいのです。
相手に劣等感があるということを見抜いてください。
何も語らなくても、相手は見抜かれていることを感じていきます。
噂話が始まると好奇心がわき、つい話に同調します。
それが原因で、他人の問題に巻き込まれることもあります。
噂話には口を挟まず、聞こえないふりをするのがいいでしょう。
また、他人の悪口ばかり言う人がいます。
ネガティブな内容ばかりで、攻撃的な言葉を使う人がいます。
聞いてるだけで疲れ、雰囲気も悪くなるだけです。
そんな話を持ちかけられても同調しないことです。
「そうなんですか。」などといって受け流すのがよいでしょう。
ちょっと冷たいくらいの態度の方が、相手を冷静させることにもつながります。
見ざる 聞かざる 言わざる
とかく人間は自分にとって都合の悪いことや相手の欠点を、見たり聞いたり言ったりしがちだが、それらはしないほうがよいのです。