2022-03-16 詩の朗読9. 祝福 詩 谷郁雄 静かに ゆっくりと 言葉を声に出してみましょう。 祝福 谷郁雄 百年前 あなたはいなかった 百年後 あなたはもういない 木が葉っぱを 茂らせたり 散らせたり するのと同じように あなたは 嘘をついたり 恋をしたり いろいろと忙しい 幸せとは ただそこにいること よろこびで 顔をしわくちゃにして おやすみなさい。