そしてかぜまかせ

日々穏やかに過ごすために心を落ち着かせよう

詩の朗読36. 夕焼け

 

 
 静かに

 ゆっくりと

 言葉を声に出してみましょう。

 

 

 

 

 

 夕焼け

      黒田三郎 

 

いてはならないところにいるような

こころのやましさ

それは

いつ

どうして

僕のなかに宿ったのか

色あせた夕焼け雲のように

大都会の夕暮の電車の窓ごしに

僕はただ黙して見る

夕焼けた空

昏れ残る梢

灰色の建物の起伏

美しい影

醜いものの美しい影

 

 

 

 

 おやすみなさい

 

 

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