2023-04-10 詩の朗読48.かなしみ 詩 谷川俊太郎 静かに ゆっくりと 言葉を声に出してみましょう。 かなしみ 谷川俊太郎 あの青い空の波の音が聞えるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまったらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立ったら 僕は余計に悲しくなってしまった おやすみなさい